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「DWDM装置の世界市場,2001年は前年比14%減の71億ドル」,米KMI調べ光ファイバ市場の調査会社である米KMIが米国時間10月9日に,高密度波長分割多重(DWDM:Dense Wavelength Division Multiplexing)装置の世界市場を調査・分析した結果を発表した。2001年におけるDWDM装置の市場規模は前年比14%減の71億ドル規模に縮小するという。2002年には再び成長に転じるものの,その伸び率は地域やアプリケーションなどによって大きく異なるという。 KMI社はこれまでの市場動向を次のように説明している。 1995年あたりからインターネットのブームが始まり需要が急増した。このため新たな長距離キャリアが市場に参入した。キャリアは最新の光ファイバ技術を使い国全体にわたる長距離網の構築にあたった。1998年に23億ドルだった市場規模は1999年に42億ドルに増大,さらに2000年には83億ドルと2年連続して倍増した。 しかし大半の長距離網の構築が2000年末に完了した今は,すでに需要を十分に満たしているという。これが2001年に入って機器の新規導入が著しく落ち込んだ理由である。 なおキャリアは通常,新規システムの導入時はそのキャパシティの一部しか利用しない,その後需要の増大にともなってチャネル・カードを追加して対応していく。このため新規システムの導入後の数年間はシステム市場は停滞期に入る。同社ではこの停滞期が2002年はじめまで続くと予測している。 こうした理由から,市場はシステムとチャネル・カードの二つの分野によって大きく異なる。2001年におけるシステム市場の規模は56億ドルから26%減の41億ドルに縮小する。これに対しチャネル・カードは30億ドルへと9%増を記録するという。 2001年のDWDM市場は,ベンダーやアプリケーション,地域によっても差が生じる。ベンダーで極端に変化を経験するのがカナダNortel Networksで,その売上高は50%減少すると同社はみる。これに対し米CIENAは50%増である。 アプリケーション別では,長距離DWDMシステムが23%減,短距離(主に都市部の)システムが63%増となる。 地域別でみると,北米や欧州などの発展市場は2000年の78億ドルから2001年には23%減の60億ドル。アジア太平洋地域などの新興市場では,その成長率がDWDM市場全体の2倍になるという。 ◎関連記事 [発表資料へ] |