英Sophosが米国時間10月4日に,2001年9月のコンピュータ・ウイルスの被害状況に関する調査結果を発表した。「Nimda」が全体の71.2%を占め,ダントツの1位となっている。ワースト10は以下の通り。
■2001年9月のコンピュータ・ウイルス被害状況
1. | W32/Nimda-A(Nimda) | 71.2% |
2. | W32/Sircam-A(Sircam) | 11.4% |
3. | W32/Magistr-A(Magistr) | 3.7% |
4. | W32/Magistr-B(Magistr variant) | 3.0% |
5. | W32/Hybris-B(Hybris | variant) |
6. | W32/Apology-B(Apology variant) | 0.7% |
7= | VBS/Kakworm(Kakworm) | 0.7% |
7= | W32/Flcss(FunLove) | 0.7% |
9. | W32/Bymer-A(Bymer) | 0.5% |
10. | W32/Badtrans-A(Badtrans) | 0.4% |
その他 | 6.2% |
出典:Sophos社
「Nimdaはあらゆる方向から攻撃をしかけ,さまざまな手法を使って既知のセキュリティ・ホールを悪用する。厳重な警告にもかかわらず,最新のウイルス対策を行っていないユーザーへの感染が続いている」(Sophos社Sophos Anti-Virus部門米国プレジデントのDavid Hughes氏)。
Sophos社は9月だけで新たに890種のウイルスを検出したという。これで同社のウイルスの検出数の累計は6万8111種となった。
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