米Intelが米国時間10月2日に，動作周波数1.2GHzの「Celeron」プロセサを発表した。これによりCeleronの製品ラインアップは1.2GHz，1.1GHz，1GHz，950MHz， 900MHz，850MHz，800MHzとなる。すべて100MHzのFSB（front-side bus）を備える。
1.2GHz版のCeleronは0.13μmルールの半導体技術を使って製造する。256Kバイトの2次キャッシュをオンチップに集積する。1000個ロット時の価格は103ドル。
なおIntel社は10月1日に，動作周波数1.2GHzの「Mobile Pentium IIIプロセサ-M」や動作周波数700MHzの「超低電圧版（Ultra Low Voltage）Mobile Pentium IIIプロセサ-M」など，ノート・パソコン向けプロセサの新製品を一挙に12種類発表している。
また米AMD（Advanced Micro Devices）が同日，動作周波数1.1GHzの「Duron」プロセサを発表した。1.1GHz版Duronの価格は1000個ロット時で103ドル。
◎関連記事
■米インテル，1.2GHz版や0.95V動作品などノート向けプロセサを一挙に12品種発表
■あのCeleronも1GHz，米インテルが1.1GHz/1GHz/950MHzのCeleronを量産出荷
■米インテルが900MHzの「Celeron」と850MHzの「Mobile Celeron」を量産出荷
■米インテルが1.8GHzと1.6GHzの「Pentium 4」，2GHz版は第3四半期中を予定
■米インテル，2GHzのPentium 4の量産出荷を開始，565ドル
＜AMD社関連＞
■米AMDが動作周波数1.1GHzの「Duron」を発表
■米AMDが1.1GHzの「mobile AMD Athlon 4」と1GHzの「Duron」を発表
■米AMD，低価格パソコン向けDuronの850MHz版を正式発表
[発表資料へ]
