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米インテル,HDS,米IBMなど,米国横断のIPストレージ・ネットの実証試験に成功米Intel,日立製作所の米子会社Hitachi Data Systems(HDS),米IBMなどベンダー8社が米国時間9月24日に,米国の東海岸と西海岸を結ぶIPストレージ・ネットワークの実証試験に成功したことを明らかにした。 参加企業は,Intel社など3社のほか,米Adaptec,米Dell Computer,米QLogic,米Qwest Communications International,米Nishan Systems。8社は共同で公開デモを披露した。「距離を気にすることなくデータのバックアップやリカバリ,ミラーリングが可能になる」(Nishan Systems社長でCEOのAamer Latif氏)。 ネットワークのデータ転送速度は最大10Gビット/秒。Gigabit EthernetおよびiSCSI技術ベースのSAN(Storage Area Network)ソリューションである。ストレージ・スイッチ開発の未公開企業であるNishan社のスイッチ技術を使い,Fibre ChannelのプロトコルをIPに変換する。 8社は「Promontory Projecto」(Promontoryは「岬」の意)と呼ぶプロジェクトを立ち上げており,ネットワークの相互運用性などで協力体制を敷いている。なお,8社のうち,Qwest社を除く7社はストレージの業界団体SNIA(Storage Networking Industry Association)のメンバー企業である。なお,2001年前半に行った前回の実地試験は東海岸地域内の複数地点を結ぶネットワークで,距離は数百マイル(1マイルは約1.61km)だった。 「米国の東西海岸地域を結ぶIPストレージ・ネットワークはこれが初めて。IPをベースに利用可能なネットワークの距離を大幅に延ばしたことで,ストレージ管理の効率を高められるほか,停電や災害などへの対応能力を向上できる」(8社)。 Promontory Projectoでは,Intel社,Adaptec社,QLogic社はサーバー間の接続技術を提供する。Intel社はiSCSI対応ホスト・バス・アダプタ(HBA:Host Bus Adapter)「PRO/1000 T IP Storage Adapter」,QLogic社はFibre Channel対応のSANとサーバーを連携するI/Oモジュールなどの技術を持つ。Adaptec社が提供するのはiSCSI対応のHBAである。 IBM社はIPベースの分散型ディスク・アレイ「TotalStorage IP Storage 200i」,HDS社はFibre Channel対応のストレージ機器「Lightining 9900」,Dell社はミッドレンジ・サーバー「PowerEdge」およびストレージ・システム「PowerVault」,Nishan社はIPベースのストレージ・スイッチ,Qwest社はIPネットワークのインフラを提供する。 ◎関連記事 |