米Cahners In-Stat Groupが米国時間9月24日にネットワーク・プロセサ市場に関する調査結果を発表した。2005年までに72億ドル規模に成長するという。

 この成長率は,他の半導体分野を上回るものとなる。ネットワーク・プロセサ市場の成長は,ネットワーク・プロトコルの増加や柔軟性へのニーズが支えるとIn-Stat社は指摘する。

 その他の主な調査結果は次の通り。

・ミッドレンジとハイエンドのネットワーク・プロセサの用途は,2005年までEthernetスイッチが圧倒的に強い。

・ミッドレンジ・ネットワーク・プロセサでは,米Agere,米Intel,米Motorolaなどのベンダーが強い。

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