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「米クアルコムへのライセンスは不要」,豪社がソフト・ベースのCDMA通信に成功ソフト無線技術(Software Defined Radio:SDR)を手がける豪Advanced Communications Technologies(ACT)が米国時間9月24日に,SDRプラットフォームを使ったcdma One(IS-95B)の通信実験に成功したことを明らかにした。 QUALCOMM社のプロトコルやチップセットを使わずに,CDMA方式の無線通信を行った。「QUALCOMM社のCDMAに関する主要特許は侵害していない」(ACT社)。 実験は,ACT社のオーストラリアの研究所が「SpectruCell SDR」と呼ぶ技術を用いた基地局を介して,CDMA携帯電話機への通信を行ったもの。ACT社は通信実験の模様をWWWサイトで公開している。 ACT社のSpectruCell SDR技術はソフトウエア・ベースなので,CDMAをはじめ第3世代技術,Voice over IPなどの無線通信プロトコルに対応可能。SDRは従来のハードウエア・ベースのネットワーク・ソリューションに代わり,コアとなるモジュールをDSPのソフトウエアで実現する。一つの無線端末で複数の無線通信プロトコルへの対応が可能となる。 「SDRプラットフォームを使ったCDMA準拠の無線通信は当社が世界で初めて。キャリアはQUALCOMM社にプロトコルやチップセットのライセンス料を支払う必要がなくなり,コストを大幅に削減できる」(ACT社)。 キャリアはSpectruCell SDR技術を使うことで複数のプロトコルに対応できるので,単一プロトコルしかサポートできなかった場合に比べて,無線通信基地局のコストを25%程度削減できると,ACT社では見積もっている。 ◎関連記事 [ACT社の発表資料] |