米Quantumや米Seagate,ソニー,米StorageTekなど,ストレージ製品を手がけるベンダー企業が集まり,米国同時多発テロで被害を受けた企業のデータ復旧を支援する団体を設立した。名称は「RecoverNY Data Service」(http://www.recoverNYdata.com/)。データ復旧サービスを無料で提供する。
「サービスの対象は9月11日のテロで被害を受けたすべての企業」(RecoverNY Data Service)。ハードウエアやソフトウエアの貸し出し,電話ホットラインのサービス,機器の修理などを含む一連の製サービスを無料で提供する。なお企業がこれまで使っていた製品のメーカーは問わない。
「我々ストレージ・ベンダーは,様々な記憶装置メディアのデータ復旧において長年の経験をもっており,問題に臨機応変に対処できる」(RecoverNY Data Service)。
すでに技術サービスのスタッフを配置しており,必要に応じて機器やサービスを提供する準備が整っているという。申し込みはトールフリー電話(800-859-8559)またはRecoverNY Data ServiceのWWWサイト(http://www.recoverNYdata.com/)で行える。また追加情報については参加企業である米Overland DataのCEO,Christopher Calisi氏に電子メール(ccalisi@overlanddata.com)または電話(800/729-8725)で問い合わせができる。
RecoverNY Data Serviceの参加企業は以下の通りである(企業名一部重複)。
■テープ・オートメーション装置メーカー
Exabyte
Overland Data
Qualstar
Quantum|ATL
ソニー
Spectralogic
StorageTek
■テープ・ドライブ・メーカー
Quantum
Seagate
ソニー
StorageTek
■記録メディア・メーカー
富士写真フイルム
Imation
日立マクセル
ソニー
■ソフトウエア
BakBone
CommVault
Legato
Veritas
■その他
First National Data Bank(オンライン・データ・ストレージ/復旧)
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