米Microsoftと米Macromediaが米国時間9月11日に,動画再生ソフト「Macromedia Flash Player 5」をWindows XPに標準搭載したことを正式に明らかにした。Home EditionとProfessional Editionの両バージョンに取り入れた。Windows XPの将来版にも組み込む。

 Macromedia FlashはWindows 95,Windows 98,Windows Millenium Edition(ME)にもバンドルしているが,企業向けのWindows NT,Windows 2000には標準装備していなかった。Windows XPのWindows XPの機能ガイド「Tour of Windows XP」の再生にもMacromedia Flash Playerを使う。

 「Walt DisneyやCoca-Cola,General Motorsなどのトップ・ブランド企業をはじめ,多くの企業のWWWサイトがMacromedia Flashを使っている。また,eラーニングなどのメディア・コンテンツでも利用が大きく拡大している。Macromedia Flash PlayerをOSに組み込むことで,ユーザーにWWWブラウジングのベスト・マルチメディア・エクスペリエンスを提供できる」(両社)。

 なおMacromedia Flashは,Windows XPに同梱される唯一のサード・パーティのメディア・プレーヤー製品となる。

 Macromedia Flash PlayerはMicrosoft社のWebTVやセガのドリームキャストにも組み込まれており,2001年5月には「プレイステーション2(PS2)」に組み込むことでソニー・コンピュータエンタテインメントとも契約を結んでいる。

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[Macromedia社の発表資料]