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Windows XP出荷に向け着々,米MSが最終版をパソコン・メーカーに向け出荷
Microsoft社の本社で行われた発表会で,会長兼チーフ・ソフトウエア・アーキテクトのBill Gates氏とWindows部門バイス・プレジデントのJim Allchin氏が,大手パソコン・メーカー6社の代表者にWindows XPのゴールド・コード(最終版)をアタッシェ・ケースに入れて手渡した。パソコン・メーカーの代表者は,すぐさまヘリコプターで会場を後にした。 Windows XPは,Windows 2000エンジンをベースに,新たなユーザー・インタフェースを備える。Windows 95以来の大きな変更である。なお同社では,Windows XPを.NET構想の提供にとって重要なステップとなる製品を位置づけている。「NET構想をベースに,人々とソフトウエア,インターネットの関係を再構築する」(Microsoft社)。 Microsoft社はパートナ企業と協力し,Windows XP関連製品について10億ドル規模のマーケティング・キャンペーンの準備を進めている。主な内容は「Windows Catalog」と「Designed for Windows Logo Program」で,ユーザーに互換性情報を提供し,Windows XPを搭載したパソコンで利用できるソリューションやハードウエアを紹介する。 また,Windows XPへの対応を済ませたパソコン「Windows XP Ready PC」は,すでに各社から発売されている。Windows XPのハードウエア条件を満たしており,Windows XP発売と同時にアップグレードすることができる。Windows XP Ready PCの一覧はWWWサイトに掲載している。なお,Windows XPのハードウエア条件は以下の通りである。 ・動作周波数300MHz以上のプロセサ(最低で233MHz)。米Intel製「Pentium」「Celeron」ファミリ製品,米AMDの「K6」「Athlon」「Duron」ファミリ製品,または互換プロセサなど。 ・128Mバイト以上の主記憶(64Mバイトでも可能だが,性能や機能が制限される場合がある)。 ・1.5Gバイトのハード・ディスク容量。 ・Super VGA(800x600)以上の解像度に対応したビデオ・アダプタ・カードおよびモニター。 ・CD-ROMまたはDVDドライブを装備。 ・キーボードと「Microsoft Mouse」または互換マウス。 Windows XPは家庭ユーザー向けの「Home Edition」と企業ユーザー向けの「Professiona」を用意する。価格は,Home Editionのアップグレード版が99ドル,スタンダード版が199ドル。Professionalのアップグレード版が199ドルで,スタンダード版は299ドルとなっている。 ちなみにWindows XPについては,個人認証サービス「Passport」がプライバシを侵害する恐れがあるとしてプライバシ保護団体が連邦取引委員会 (FTC:Federal Trade Commission)に苦情を申し立てるほか,米InterTrust Technologiesが同社の特許を侵害している製品としてWindows XPを挙げるなど,発売延期を要請する動きが起こっている。 ◎関連記事 [発表資料へ] |