米Allied Business Intelligence(ABI)が米国時間8月20日に無線LAN市場に関する分析結果を発表した。今後,家庭や職場,大学,ヘルスケア施設,工場,カフェなどでの無線LANの導入が進む。2000年の9億6900万ドルが,2006年におよそ4.6倍の45億ドルにまで市場は拡大するとみる。

 無線LAN機器の出荷台数は1999年に140万ノード,2000年に490万ノードだった。これが,2006年までに5590万台にまで拡大するとABI社は予測する。

 現在は,802.11bまたはWi-Fiが主流だが,802.11aに移行する。2002年に大量出荷が始まり,2005年までには出荷台数の50%を占めるようになる。

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