米PeopleSoftが米国時間7月25日に,「PeopleSoft 8 Enterprise Portal」のベンチマーク・テスト結果を発表した。同社によれば,WWWトラフィックは,ユーザー100万人が同時利用時に,1秒間当たり1133ヒットを記録した。
ベンチマーク・テストには,米Hewlett-Packard(HP)のサーバー「HP 9000 Superdome」,OS「HP-UX 11i」,および米IBMの「DB2 Universal Database 7.1」,米BEA Systemsの「Weblogic Server 5.1」,米iPlanetの「iPlanet Diretory Server 4.13」などを用いた。
実施したテストは,PeopleSoft Human Resources Management Systems(HRMS)へのアクセスやシングル・サインオンでのシステムへのアクセス,Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)を介した認証など。
1133ヒットのピーク時におけるディレクトリおよびデータベース・サーバーのCPU利用率は,4プロセサ構成で平均21%だった。WWWサーバーでは3パーテション,4プロセサ構成で同49%。アプリケーション・サーバーは2パーテション,24プロセサ構成で同90%だった。平均応答時間は3秒未満。
PoepleSoft社はWWWサイトでベンチマーク結果の詳細を公開している。
◎関連記事
■SAPとピープルがCRMに注力ERPとの連携を軸に専業ベンダー追撃へ
■「ERPと完全に統合したCRM新版を拡販」,米ピープルソフトが新戦略
■米ピープルソフトと米ロータスがサービス企業のナレッジ管理で提携
■米ピープルソフトと米JustTalk,音声対話型の企業向けCRMアプリを提供開始
■米サンと米ピープルソフトが通信/証券業界向けのCRMソリューションで提携
■米ピープルソフトが中企業向けCRMソリューション「Accelerated CRM」の提供開始
■米PeopleSoftがCRMの分析系ソフトの出荷を開始,PeopleSoft 8は受注が1000本に