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「離陸した液晶TV市場,Q1は前年比370%増の14万5000台」と米社フラット・パネル・ディスプレイ(FPD)市場の調査会社である米DisplaySearchが米国時間7月24日に,液晶TV市場に関する調査結果を発表した。2001年第1四半期における10インチより大きい液晶TVの出荷台数は14万1500台だった。台数としては少ないが,市場は普及期に突入しており,成長率は前年同期比370%増となった。 前期比は130%増。売上高ベースでは1億5000万ドル。今後価格の下落などといった要因が市場を押し上げ,2003年第1四半期には約67万3000台,4億6000万ドル規模に拡大するとDisplaySearch社は予測している。 「ディスプレイにLCDを搭載した液晶TVは数年前に登場して以来,シャープなどのメーカーが開発やマーケティングに力を入れ,市場の拡大に取り組んでいる。ノート・パソコンやフラットパネル・ディスプレイに比べ市場規模はまだ小さいものの,台数は順調に伸びており,今後広く普及すると期待できる」(DisplaySearch社)。 液晶TV市場を画面サイズ別にみると,2001年第1四半期は13インチの製品が価格競争力やデザインなどの面で多くの消費者を引き付けた。市場シェアは36%強。20インチも好調で出荷台数は2万6300台に達した。市場全体の平均サイズは14.7インチ。2003年には15.5インチ程度へと徐々に大型化するとDisplaySearch社はみる。 液晶TV市場をメーカー別にみると,シャープが売上高ベースで市場全体の88.6%を占め,抜きんでている。市場でシェアを持つのはシャープのほか,松下電器産業,韓国のLG電子,ソニー,三洋電機の4社のみ(韓国のサムスン電子の製品はフラットパネル・ディスプレイとして集計しているため,これに含まない)。 地域別でみると,日本が世界市場全体の74.2%を占めて首位に立っている。今後2年間で日本市場が占める割合はさらに拡大し,75〜82%の規模になるとDisplaySearh社は予測している。 2001年第1四半期における液晶TVの平均価格は1060ドルだった。DisplaySearch社は今後18カ月以内に700ドル程度に下落するとみる。 なお,DisplaySearch社は7月11日に,世界フラット・パネル・ディスプレイ(FPD)市場に関する調査結果についても発表している。 ◎関連記事 |