米Microsoftが米国時間7月18日に,サーバー管理ソフトウエア「Microsoft Operations Manger(MOM) 2000」の一般向けの提供を始めたことを明らかにした。推定小売価格は1プロセサ当たり849ドル。

 MOM 2000は,「.NET Enterprise Servers」や「Windows 2000」をベースとしたサーバーのイベント管理やパフォーマンスの管理を集中化して行えるようにするソフトウエア。サーバーの動作内容の優先分類機能,システムの問題発生の自動認識機能,情報のカスタマイズ機能などを備える。

 またMOM向けの管理ツールとして「Application Management Pack」や「Extended Management Packs」などのソフトウエアを順次提供していく。いずれも現在ベータ・テスト中である。ちなみに,Extended Management Packsは,Microsoft社に「NetIQ Operations Manager」と呼ぶ運用管理技術をライセンス供与している米NetIQ社が開発を手がけている。MOMは,このNetIQ社の技術をベースに開発したもの。

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