米AOL Time Warnerが米国時間7月18日に,2001年第2四半期の決算を発表した。売上高は92億ドルで,前年同期の89億ドルに比べて3%の増収。合併関連の費用を含めた純損失は7億3400ドル(1株当たり損失は0.17ドル)。前年同期は9億2400万ドルの純損失(同0.22ドル)を計上していた。

 合併関連の費用を除いたEBITDA(利子,税金,減価償却費控除前利益)は25億ドルで,前年同期の21億ドルから20%増加した。

 売り上げを部門別にみると,会員による収入が41億ドルで前年同期比10%増,コンテンツなどの収入が29億ドルで同4%減。広告やコマースなどの収入が23億ドルで同1%増,なお広告/コマースはAmerica OnlineとTime Warner Cableが売り上げを伸ばし,それぞれの前年同期比は26%増と19%増だった。出版とネットワークについては,「広告市場の状況を反映した結果になった」(同社)と説明する。

 AOL Time Warner社の総会員数は1億3500万人を超え,1年間で1790万人増加した。AOLサービスの会員数は同四半期に130万人増え記録を更新した。6月30日時点でのAOL会員数は3010万人。Time Warner Cableの会員数は前年同期比182%増の250万人に達した。Road Runnerのケーブル・インターネット会員数は同146%増の140万人となった。

 America Online(AOL)社の業績は,売上高,EBITDA,AOL会員の増加で過去最高を記録した。売上高は21億ドルで,前年同期の19億ドルから13%の増収。広告やコマースなどの収入は前年同期比26%増の7億600万ドル。会員収入は13億ドルで同8%増。,EBITDAは同37%増の8億100万ドルとなった。

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