米Zolo Technologiesは米国時間7月5日，100GHzの高密度波長分割多重伝送（DWDM：Dense Wavelength Division Multiplexing）モジュール「Zmux」の新製品を出荷開始したことを明らかにした。16チャネル（波長）の「Zmux 1:16/100」と20チャネルの「同1:20/100」である。
Zmuxファミリ製品の特徴は，独自の回折格子技術を用いていること。入射光を色や波長ごとに分解し，フィルタリングした場合のような縦方向ではなく平行に分散させる。これにより，Zmux 1:16/100と1:20/100の性能は「アレイ型導波路格子（AWG：Array Waveguide Grating）を上まわり，薄膜フィルタ（TFF：Thin Film Filter）よりコストが安い」（Zolo社）という。
100GHzのZmuxファミリ製品には，すでに32チャネルと40チャネルがあるが，今回発表の製品は，都市型アクセス，都市内コア・ネットワーク，地域ネットワークなどに向けたものである。
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