米Commerce Oneが米国時間6月21日に,電子調達ソリューション「Collaborative Procurement」を発表した。すでに利用可能である。同社の調達アプリケーションとリアルタイムの情報交換機能を組み合わせた。

 「これまでの電子調達ソリューションでは,注文変更の場合に電話をかけるといったオフラインの作業が発生した。Collaborative Procurementでは,注文から決済まですべての調達プロセスを一貫してオンラインで行えるようにする」(Commerce One社ソリューション戦略部門副社長のMike Micucci氏)。

 Collaborative Procurementの主な特徴は以下の通り。

・購入プロセス全体にわたる自動化

・サプライヤ向けポータルを通じてサプライヤを直接管理

・契約企業の経費を監視

・リバース・オークション,RFQ(見積もり依頼),スポット購入機能を統合

・決済と請求書発行プロセスを合理化

◎関連記事
「インターネットで資材調達すれば,総額1兆7000億ドルのコスト削減に」---米調査会社
「電子調達アプリ市場は2000年に167%増,2004年には97億ドル規模へ」と米IDC
動向●米国発BtoBが本格始動,日本の電子調達は変わるのか
電子調達関連サービスの売上規模は2004年に130億ドル規模に--米IDCが予測

[発表資料へ]