米RealNetworksが米国時間6月20日に，インターネットを介したメディア配信向け記述言語「XMCL」（eXtensible Media Commerce Language）を発表するとともに，推進団体「XMCL Initiative」の発足を明らかにした。XMCLはXMLベースで，主に電子商取引(EC)での利用に向ける。
デジタル・コンテンツの符号化（フォーマット）や著作権管理方式，電子商取引システムの違いを吸収し，ECビジネスでの“使い回し”を可能にすることを目的としている。ちなみにRealNetworks社が同日発表したRealSystem Media Commerce Suiteは，XMCLに対応する。
「XMCL Initiative」にはAOL社，Bertelsmann社， EMI Recorded Music社をはじめ以下の企業が支持を表明しているという。
Abril Group，米Accenture，米Adobe Systems，Anystream，Artesia Technologies，Avid Technology，英British TelecomのBTopenworld，Clear Channel，Context Media，eMotion，米IBM，IFILM，米InterTrust Technologies，MGM，米Napster，Rightsline，米Sony Pictures Digital Entertainment，Starz Encore Group，米Sun Microsystems，Tiscali，Viant，Virageの各社がすでに支持を表明しているという。
なおXMCL Initiativeは，WWWサイトも立ち上げている。
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