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「Napsterのピア・ツー・ピア型モデルの成功は難しい」,Red Herringの調査「米Napsterはレコード業界の賛同なしに存続できない」。米Red Herring Researchは米国時間5月31日に,オンライン音楽業界のビジネス・モデルと企業(Napster社,米RealNetworks,MusicNet社,米MP3.com,米Launch Media)について調査した結果を発表した。 Red Herring社は,Napster社のこれまでの音楽業界との関係,会員の減少,さらに米AOL Time Warner,独Bertelsmann,英EMI Group,米RealNetworksの4社が設立したMusicNet社といったサービスの市場参入などを考慮すると,Napster社のピア・ツー・ピア型モデルが成功することは難しいとみる。 オンライン音楽事業で成功するには,音楽業界からデジタル音楽データベースのライセンスを受け,オンライン音楽技術を組織的に利用するか,あるいは会費制にしてレコード業界,音楽アーティスト,運営費用を十分に補える月額利用料を徴収するほかにない。 「オンライン音楽企業は会費制モデルを試すべきである。コンテンツにお金を払ってもよいというユーザを確保することが必要だ。オンライン・ラジオ局も料金を徴収するモデルを考えるべきである」(Red Herring社のMatt Wells氏) その他の主な調査結果は以下の通り。 ・今回の調査で分析した5社のうち,RealNetworks社がビジネス・モデル,売上高,成長予測において最も優勢とみる。デジタル音楽業界の淘汰にも耐える能力がある。 ・MusicNet社は,同社をバックアップしている企業のおかげで良いスタートを切ることができるだろう。レコード業界のサポートと重要な配信ネットワークが揃っているので,インターネットを介した活発な音楽配信手段になるだろう。 ・MP3.com社は,アマチュア・バンドがWWW上での認知度を上げるには理想的なマーケットプレイスである。なお,仏Vivendi UniversalがMP3.com買収を発表している。 ・Launch Media社はブランドを確立しているオンライン・ラジオ局だが,広告収入に依存しすぎている。広告市場の落ち込みにより,すでに危機感を感じている。 ◎関連記事 [発表資料へ] |