米Microsoftが米国時間5月31日に，「Office XP」を米国を含む世界15カ国で一斉にリリースしたことを明らかにした。米国市場での価格は，スタンダード版フルバージョンが479ドル，アップグレード版が239ドル，プロフェッショナル版フルバージョンが579ドル，アップグレード版が329ドル。Microsoft社は国内外100の主要都市で発売記念のイベントを開催する。なお，日本市場での発売は6月8日の予定。
Microsoft社会長兼Chief Software ArchitectのBill Gates氏がニューヨークで同日開催されたイベントにて，Office XPのデモンストレーションを行った。Gates氏のデモには米Amazon.comのCEO，Jeff Bezos氏をはじめ，米Ford Motor，米United Parcel Service of America（UPS），米LexisNexisの幹部らもユーザー企業として登壇した。
「Office XPの提供は.NET構想実現に向けた大きな一歩となるもの。ユーザーはOffice XPに組み込まれたスマート・タグやSharePoint Team Services，XMLベースのソリューションなどの.NET技術を利用することで，ナレッジへのアクセス，生産性，効率を向上できる」（Gates氏）
Microsoft社は同日，作図ソフト 「Visio 2002」，地図作成ソフト「MapPoint 2002」，DTPソフト「Publisher 2002」，Web作成管理ソフト「FrontPage 2002」，モバイル端末向けOutlook自動管理アプリケーション「Outlook Mobile Manager」，企業ユーザ用文書管理サーバ・ソフト「SharePoint Portal Server 2001」をリリースしたことも明らかにした。
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［発表資料1］
［発表資料2］
