米Sun Microsystemsが米国時間5月30日に,Java 2 Platform, Enterprise Edition (J2EE)のライセンシ数が2001年第1四半期に9社増えて合計19社へとほぼ倍増したことを明らかにした。

 J2EE認定に合格し,新たにライセンシとなったのは,Brokat,富士通,米Macromedia,NEC,米Oracle,Persistence,米Talarian,TogetherSoft,WebGainの9社。

 Sun社によれば,アプリケーション・ベンダーによるJ2EE開発キット(SDK)のダウンロード数はこれまでに100万件を突破しているという。

 「アプリケーション開発や導入のプラットフォームとしてJ2EEを選択するところが増えている。J2EE技術はアプリケーション・サーバー市場の標準技術となりつつある」(Sun社副社長兼ジェネラル・マネージャーのRich Green氏)。

 2000年末時点でライセンシとなっていたのは,ATG,米BEA Systems,米Borland,日立製作所,米HP-Bluestone,米IBM,IONA,iPlanet,Silverstream,Sybaseの10社。

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