米Sun Microsystemsとデータ統合ソリューション・プロバイダの米Informaticaが米国時間5月30日に,データ・ウエアハウス・ソリューション「iForce Data Warehousing Reference Architecture」を発表した。
企業におけるデータ統合環境の設計と開発を支援し,手間とリスクを軽減することが目的としている。Sun社が世界中に所有する「iForce Ready Centers」で2002年に利用可能にする。
iForce Data Warehousing Reference Architectureは設計やドキュメント化,テスト,調整が完了しているため,「企業は迅速に解析インフラを構築することができる」(両社)。
Sun社のSolarisやUltraSPARC,Informatica社のデータ統合ソフトウエア「PowerSenter」をベースにする。
Data Warehousing/Business Intelligence Reference Architectureの開発初期段階で,Informatica社が協力する。データ統合およびデータ格納は,Sun社のプログラム「iForce」の一環として行う。
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