米Tivoが米国時間5月24日に，米特許商標局からPVR（Personal Video Recorder）のソフトウエアとハードウエア設計に関する技術で米国特許を取得したことを明らかにした。

　特許番号は6,233,389である。特許のタイトルは「Multimedia time warping system」。1998年7月30日に申請し，2001年5月15日に成立した。61件のクレームから成る。

　主な内容は以下の通り。

・一つの番組を録画しながら別の番組を再生する方法。またはタイムシフト機能を用いて，録画している番組を視聴する方法。

・ビデオやオーディオ，字幕といったTV信号に含まれるデータ・ストリームを，低コストで効率的に処理し同期化する方法。

・生放送番組の一時停止，早送りと巻き戻し，即時再生とスロー再生などの機能に対応したデータ保存フォーマット。

◎関連記事
■「米国のデジタル・ビデオ録画機市場は2005年に2020万台へ」と米Yankee
■「デジタルSTBとサービスの世界市場は2004年に540億ドル以上に」と米調査
■価格がネックのパーソナルTVサービス，このままでは成長は望めない
■パーソナル・ビデオ・レコーダが年平均成長率275％で2003年までに800万台
■2004年の世界におけるNetTV設置台数は8100万台---。IDCの調査
■「HDD業界はパソコンから民生用電子機器市場に軸足を移す」，米In-Statの調査
■HDDの新規アプリが立ち上がり2004年には53億ドル市場へ　

[発表資料へ]