米Hewlett-Packard（HP）が米国時間5月22日に，ソフトウエア関連のパートナ企業向けの新たなプログラム「HP Software Business Partner Program」を発表した。ソフトウエア関連のリセラー，システム・インテグレータ，コンサルタント，サービス・プロバイダ，OEM，管理サービス・プロバイダ，独立系ソフトウエア・ベンダ（ISV）などを対象にする。

　「HP Netaction」と「HP OpenView」向けのソフトウエア・ソリューションを拡充することが狙い。

　HP NetactionとHP OpenViewはHP社が今年2月13日に発表したWebサービス開発向けソフトウエア・スイート。HP Netactionは新たなインターネット・サービスの開発，統合，導入を支援する。HP OpenView製品はインターネット・サービスを目的に応じてカスタム化し，包括的な管理を行う。

　HP Software Business Partner Programの主な内容は以下の通り。

・ソフトウエア関連パートナ企業の各タイプに応じてカスタム化したビジネス・モデルを用意する。必要な分だけ供給するユーティリティ型料金体系のほか，再販を行わないシステム・インテグレータ向け報酬プログラム，マーケティング資金などが含まれる。

・情報リポジトリへのオンライン・アクセスを提供。

・ソフトウエアや専門サービスの販売前サポート，技術サポート，テスト，デモンストレーションを行う。

・「HP Software Solutions University」を通じてトレーニングを行う。HP OpenViewとHP Netaction向けの認定プログラムも提供する。

　またHP Software Business Partner Programでは，売上高や実績に応じてプログラム参加メンバーを「authorized」「premier silver」「premier gold」「premier platinum」の4段階に分ける。

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