米Crayは米国時間5月3日に,米商務省が日本製スーパーコンピュータに対して課していたダンピング課税を取り消したと発表した。

 ダンピング課税の取り消しは,2001年5月3日から有効になる。商務省の発表全文は,WWWサイト(pdf形式)にアップされている。

 なおNECとCray社は米国時間2月27日に,スーパーコンピュータの販売とサービスに関して提携している。NECがベクトル型スパコン「SX-5」をCray社にOEM供給すると共に,北米における独占販売権,北米以外の地域(フランスを除く)における非独占の販売権をCray社に与える。またNECはCray社に対して2500万ドルの投資を行う予定である。

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[発表資料]