米Compaq Computerが米国時間5月1日に,米Starbucks CoffeeとITインフラの提供に関して5年契約を結んだことを明らかにした。契約には,Starbucks社が北米で展開する店舗における,無線を用いた広帯域インターネット・アクセス環境の整備などが含まれる。

 この無線を用いた広帯域インターネット・アクセス環境は,Starbucks社と米Microsoftが進めていたプロジェクト。これにCompaq社が加わることになる。なおCompaq社は,Starbucks本社向けにもITインフラを提供する。サーバー・マシン,ストレージ,パソコン,iPAQなどが契約の対象に含まれる。

◎関連記事
「ドット・イレブン革命」
IT革命の実現に無鉄砲さも不可欠
「急成長の無線LAN市場,標準化とセキュリティ,値下げが今後の課題」と米IDC
「2005年の無線LAN市場は46億ドル規模,必要性“低い”の意見も」と米In-Stat
米インテルのIEEE 802.11bへの移行は,家庭内無線LAN「HomeRF」に大打撃

[関連記事]