教育市場向けのインターネット・インフラ・ソフトなどを手がける米Blackboardが米国時間4月16日に,4800万ドルの出資を受けたことを明らかにした。投資グループのOak Hill Capital Partners, L.P.が2500万ドルの出資を行ったほか,今回新たに米Microsoftや投資銀行のDain Rauscher WesselsとMorgan Keeganも出資した。

 Blackboard社は1997年設立の会社。各種の学校や大学などの教育機関に向けたソフトウエアやサービスを手がけている。インターネットを使ったオンライン教育/学習環境,キャンパス・コミニュティーなどのインフラや補助的なサービスなどを提供している。

 なお米AOL-Time Warnerや米Dell ComputerもBlackboard社に出資しており,両社も今回追加出資を行った。このほかBlackboard社は以下の企業からも追加出資を受けている。The Aurora Funds,The Carlyle Group,,Internet Capital Group,Kaplan,Merrill Lynch KECALP,Novak Biddle Venture Partners,Pearson plcのPearson Education。

 Blackboard社は1997年の会社設立以来,これまで合計1億ドル以上の出資を受けたという。同社社長兼CEOのMichael L. Chasen氏は,「今回の4800万ドルにより,我が社はソリューションとサービスの提供に注力できる。今後12カ月以内に黒字転換する」と述べている。

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