米Jupiter Media Metrixが米国時間4月5日に，2001年2月の13カ国におけるNapsterサービスの利用状況に関して調査した結果を発表した。

　調査対象とした国は，アルゼンチン，オーストラリア，ブラジル，カナダ，デンマーク，フランス，ドイツ，イタリア，日本，スペイン，スイス，英国，米国。なお，この13カ国を合わせると，世界におけるオンライン人口全体の85％以上を占めるという。

　主な調査結果は以下の通り。

・13カ国全体で家庭ユーザーの14.3％がNapsterサービスを利用した。

・Napsterサービスを利用したユーザーの割合が最も多かった国はカナダで30.3％。アルゼンチンは25.0％，スペインが23.8％，ブラジルは18.8％だった。

・Napsterサービスを利用したユーザー数が最も多かった国は米国で，その数字は1360万人。カナダは400万人，ドイツが190万人，イタリアが120万人となっている。

・利用頻度が最も高い国はカナダとスペイン。1カ月当たりの平均利用日数は6.3日だった。

表●2001年2月の家庭ユーザーによるNapsterサービスの利用状況
国リーチ率ユニーク・ 1カ月当たりのユーザー数平均利用日数（1000人）
合計14.3%26,1325.9
カナダ30.3%3,9606.3
アルゼンチン25.0%4686.0
スペイン23.8%9296.3
ブラジル18.8%1,0844.7
米国16.1%13,5616.1
イタリア16.0%1,2015.7
ドイツ15.3%1,8805.9
オーストラリア15.2%1,0355.5
スイス8.2%1675.0
デンマーク7.7%1704.0
英国7.5%1,0074.7
フランス7.5%5954.6
日本---------

注：---はレポート基準の最少数未満
出典：Jupiter Media Metrix社


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