米Dell Computerと韓国のサムスン電子が米国時間3月21日に,160億ドル規模の提携を結んだことを明らかにした。サムスン電子はDell社にパソコンなどに向けたメモリ・チップ,液晶ディスプレイ,光ディスク装置を供給する。米メディアの報道によれば,契約期間は4年間。
また両社は研究開発に関し協力体制を敷くことでも合意した。
「Dell社が顧客に価格競争力の高い製品を提供できるようにする」(両社)。
両社は1999年10月にも,ノート・パソコンやフラットパネル・モニターのTFT液晶パネルの供給に関し,長期契約を結んでいる。今回の契約はこれまでの提携をさらに拡大するものとなる。
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