米Sun Microsystemsが米国時間3月19日に,“プラグ・アンド・プレイ”のクラスタ・システム提供プログラム「Sun Standard Cluster Configuration」を発表した。工場でハードとソフトの設定とテストを済ませて出荷する。
「e-businessやITインフラ導入を支援し,複雑さを軽減する。フェイルオーバー機能や負荷分散機能を備えた可用性の高い統合パッケージを提供する」(Sun社)という。
第1弾となる「Sun Standard Cluster Configuration B1」は,クラスタ・ソフト「Sun Cluster 3.0」とOS「Solaris 8 Operating Environment」を搭載したサーバ・マシン「Sun Enterprise 220R」,ディスク・アレイ装置「Sun StorEdge D1000」,管理用サーバー・マシン「Netra T1 Model 105」をベースにする。
中核となるSun Cluster 3.0はメール,WWW,データベースといったネットワーク・ベースのアプリケーションに向けた管理機能を備える。
Sun Standard Cluster Configuration B1は直ちに出荷を始める。構成部品となる各製品を別々に購入する場合と同様の価格で提供する。
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