米Rambusが特許を侵害されたとして独Infineon Technologies AG.に対して起こしていた訴訟で,バージニア州東地区連邦地裁は公判を2001年4月10日に延期した。Rambus社が米国時間3月16日に明らかにしたもの。
Rambus社によると,審理はまもなく始まる予定だったが,直前になってInfineon社がRambus社に提示した文書のなかに新たな証拠が含まれており,裁判所はこれを考慮して延期決定を行ったという。
今回の件ついてInfineon社は米国時間3月16日現在,WWWサイトにコメントを出していない。
また裁判所は,この文書について徹底的な調査と分析を行うようInfineon社に命じたという。
米メディアの報道によれば,Rambus社はこの新たな証拠がInfineon社幹部の証言と矛盾することになる,と主張している(CNET.NEWS.COM)。
Rambus社はInfineon社がSDRAMやDDR SDRAMの特許を侵害しているとして2000年8月にInfineon社を提訴していた。なおRambus社はこれまでに同様の特許訴訟で韓国Samsung,沖電気,日立などと和解に至っている。
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