米MSがWebアプリ開発環境「Visual Studio.NET Open Tools Platform」発表

2001.03.06

　米Microsoftが米国時間3月5日に，Webサービスやアプリケーション構築のための開発ツール・プラットフォーム「Visual Studio.NET Open Tools Platform」を発表した。Webサービスやアプリケーションの開発やカスタマイズを手がける開発者，独立系ソフトウエア・ベンダ（ISV），言語ベンダに向ける。

　Visual Studio.NET Open Tools Platformは，中核となる.NET Platform向け開発ツール「Visual Studio.NET」をはじめ，ソフトウエア開発キット（SDK）の「Visual Studio Integration SDK」と「Visual Studio for Applications SDK」から成る。

　Visual Studio.NETはXML，SOAP，UDDIに対応する。ニーズに合わせて開発環境をカスタマイズ，拡張，統合するための自動化モデルを提供する。開発者はマクロ，アドイン，ウイザード機能を利用して開発環境をカスタマイズできる。

　Visual Studio Integration SDKは，ISVが自身の製品やサービスをVisual Studio.NET開発環境に統合できるようにするソフトウエア。またVisual Studio for Applications SDKを利用して，ISVの顧客がアプリケーションをニーズに合わせてカスタマイズする環境も提供できる。

　Visual Studio.NET Integration SDKとVisual Studio for Applications SDKは，ライセンシ向けプログラム「Visual Studio Integration Program」を介して提供する。ツール・ベンダ，ISV，大学，研究機関などすべてのプログラム・パートナはVisual Studio.NET Integration SDKとVisual Studio for Applications SDKを受け取ることができる。