米VeriSignが米国時間2月26日に,「Multilingual Domain Name Testbed」の対応言語を大幅に拡張したと発表した。なおVeriSign社のGlobal Registry Services部門は,旧Network Solutions(NSI)社であり,「.com」「.net」「.org」の3種類のトップ・レベル・ドメイン(TDL)を管理している。

 新たに,フランス語,ドイツ語,ポルトガル語,スペイン語,ギリシャ語といった西欧言語,アルメニア語,ロシア語,ブルガリア語,マケドニア語,グルジア語などの東欧言語をサポートする。

 Multilingual Domain Name Testbedは2000年11月10日に開始した時点で,中国語,日本語,韓国語に対応していた。開始以来4カ月間で80万件以上の中国語,日本語,韓国語のドメイン名登録を受けたという。

 VeriSign社はさらに対応言語を追加する計画である。3月の終わりにはラオス語,タイ語,チベット語などの東南アジア言語,4月の終わりにはアラビア語やヘブライ語などの中東語へのサポートを予定している。

 Multilingual Domain Name Testbedへの登録は,ドメイン名やIPアドレスの割り当てを管理する国際組織ICANNが認定した登録事業者を通じて行うことができる。

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