台湾のVIA Technologiesが英国時間2月16日に,米Intelの特許を侵害していないという確認を英国裁判所に求めたことを明らかにした。対象となっている特許は,英国特許番号0804763である。

 この特許はスヌーピングのタイミングに関するものである。このほかVIA社は,この特許が無効であるとの申し立ても行った。

 特許は,「BUS BRIDGE CIRCUIT AND METHOD USING SNOOP AHEAD OPERATIONS」と題するもので,1996年1月に申請し,1999年10月に成立した。なお同様の特許は米国でも成立している。特許番号は「US5630094」。8件のクレームで構成する。

 「Intel社の提訴に関しては断固戦う」(VIA社マーケティング・ディレクタのRichard Brown氏)としている。

 なおVIA社とIntel社の係争には,VIA製チップセットApollo Pro 133/133Aを巡る提訴などがある。

  • www.via.comに掲載の発表資料