米Sabre Holdingsと中国(香港)の航空会社Cathay Pacificが現地時間2月5日に,「Online Checks-In」サービスの提供を始めたことを明らかにした。
 乗客は事前にCathayのWWWサイトでチェック・インの手続きができ,座席番号を受け取る。当初はCathayの「ASIA Miles」「Marco Polo Club」の会員のみが利用できる。


 チェックイン・サービスのソリューションには,Sabreのセルフ・サービス用プラットフォーム「PassTouch」を用いた。両社は今後,座席マップや座席の変更などに対応するサービスなどを拡充していくという。「アジアで,e-Business対応エアラインのリーディング企業を目指す」(Cathay)。


 なお,Sabreは2000年11月より,航空会社などの運輸業者や旅行関連企業向けにアプリケーション・サービス・プロバイダ(ASP)事業「Sabre eMergo」を提供している。eMergoで提供しているアプリケーションには,フライト計画構築ツール「Sabre AirFlite」や,カテゴリ/料金別予約状況管理システム「Sabre AirMax」などがある。


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