米Microsoftが米国時間2月2日に,ソフトウエアの違法コピー対策を強化することを明らかにした。違法コピー防止ツール「Product Activation」の製品への組み込みを拡大する。

 具体的には,「Microsoft Office」「Windows」「Visio」の次期版以降にすべて組み込む。世界各地の市場を対象とする。同社は2001年1月末にコピー防止ホログラムを搭載した「Windows 2000」の出荷を始めており,順次「Office 2000」や「Windows Millennium」などの製品にも搭載していく。ホログラムは製品によって異なる。

 Product Activationは,電話かオンラインでアクティベーション(サービスの起動)を行うことでインストールしたソフトウエアが動作できるようにする機能。インストールやアクティベーションの回数は制限されている。

 1999年にオーストラリア,ブラジル,中国,香港,ニュージーランドの各市場でWindows 2000などにProduct Activationを搭載,2000年にはアメリカおよびカナダの製品にも加えた。

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