ウイルス対策ソリューション・ベンダーの英Sophosが米国時間2月1日に,2001年1月におけるコンピュータ・ウイルスの被害状況をまとめた調査結果を発表した。Sophos社によれば,比較的新しいウイルスの被害が大きいという。検出されたウイルスのトップ10は以下の通り。
■表 2001年1月のウイルス被害件数トップ10
1/2001 | 12/2000 | ウイルス名 | 割合(%) |
1 | - | W32/Navidad-B | 20.7% |
2 | 1 | W32/Apology-B(MTX) | 14.8% |
3 | 3 | W32/Hybris-B | 13.7% |
4 | 5 | VBS/Kakworm | 7.6% |
5 | 2 | W32/Prolin | 5.4% |
6 | 9 | W32/Hybris-C | 5.0% |
7 | 8 | VBS/Lovelet-AS | 3.4% |
8 | - | Troj/Qaz | 2.0% |
8 | - | W32/Hybris-D | 2.0% |
10 | 10 | W32/Bymer-A | 1.9% |
その他 | 23.5% | ||
合計 | 100% |
出典: Sophos社
Sophos社によれば,1月中に新たに1384種の新種ウイルスが検出されたという。特に被害の大きいものに,危険度の高いワーム「Ramen」やMicrosoft Word 2001の文書ファイルに添付される「Melissa-X」などがある。
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