米QUALCOMMは米国時間1月25日,2000年10月〜12月期の決算結果を発表した。売上高は6億8400万ドルで前期(2000年7月〜9月期)の6億3500万ドルからは増加。ただし前年同期の7億6400万ドルに比べると減収だった。1株当たり利益(EPS:Earning per Share)は29セント。前期は25セント,前年同期は27セントだった。
今回発表した結果には,Globalstar社との事業に関連する資産減少および諸経費,既得権付きストックオプションの権利行使による償却,仲裁費用,その他の費用が含まれていない。一方,有価証券の売却益は含まれている。
当期はロイヤルティ収入,既存のライセンス料に追加した3G関連のライセンス料,新規契約のライセンス料が,前期からの増収を牽引した。無線装置向けMobile Station Modem(MSM)チップの出荷も好調だった。
前年同期と比べて減収だった要因は,Globalstar関連事業における売上低下。当期におけるGlobalstar関連事業の売上高は700万ドルで,前期の6100万ドルから減少。前年同期の1億2400万ドルから大幅に低下している。
「CDMA技術と製品への高い需要が,当社のライセンス事業と半導体事業による売り上げを伸ばしている。会計年度2001年は第3世代(3G)CDMA導入が増加し,米国内外ともにいっそう成長すると期待している」(QUALCOMM社会長兼CEOのIrwin M. Jacobs氏)。
また,QUALCOMM社は計画していた半導体事業部門の分社化/新規株式公開(IPO)の計画を変更したことも明らかにした。現在のところ金融市場の見通しが立たないため,IPOの必要性と時期については再検討する。分社化の当初の計画通りすすめる。新会社の社名はQUALCOMM Spinco。QUALCOMM Spinco社の株式分配はQUALCOMMの取締役会の承認を待って,2001年秋までに開始する予定。
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