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米IBMが音楽配信システムEMMSを拡張,ピア・ツー・ピア型にも著作権管理の網

Napster型のコンテンツ流通に対応

2001/01/23

 米IBMが米国時間1月22日に,デジタル音楽配信システム「Electronic Media Management System(EMMS)」を拡張し,ピア・ツー・ピアのデジタル・コンテンツ配信を管理する機能を組み込むことを明らかにした。いわゆる「超流通(Superdistribution)」の考えを取り入れる。

 認証機能を備えたピア・ツー・ピアのネットワークで音楽ファイルや書籍ファイルなどを共有・交換できるようにする。著作権者からの許可を受けていないデジタル・コンテンツの配布に制限を加える。2001年第1四半期中にも提供を始める予定である。

 「消費者のあいだでは,インターネットを介して音楽ファイルを交換して楽しむという人が増大している。こうしたユーザーに対応するe-businessサービスを迅速に構築できるようにする」(IBM社)。

 新機能によって,オンライン小売業者やエンド・ユーザーがコンテンツをネットワークを介して複数の人に配信できる。例えば,電子メールの添付ファイルなどといった形式での送受信が可能になる。一方で,コンテンツの版権所有者は,ネットワークでのコンテンツの利用状況を確認できる。利用制限を加えたり,地域別に配信を限定するといってコンテンツ管理機能なども備える。

 たとえば,利用状況(回数)に応じて課金できる。「所有」ではなく,「利用」に対して課金するという,いわゆる超流通の考え方である。

 EMMSは,米MusicMatchの「Jukebox」や米RealNetworksの「RealJukebox」に対応する。米BMG Entertainment,米Real Networks,NTTドコモ,ソニー,東芝などがすでに採用している。

 米Gartner Groupの調査報告によれば,2002年までに電子商取引向けサイトの60%がデジタル著作権管理技術を組み込むという

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