米Sun Microsystemsが米国時間1月18日に,米AOL Time Warner傘下のAOL(America Online)との契約を拡大すると発表した。Sun社とAOL社が1998年11月に締結した3年契約の内容を拡大するもの。

 AOL社がSun社のハードウエア製品を購入するという大口契約で,AOL社は今後2年間でSun社のハードウエア製品やサービス購入に4億ドル以上を充てる。これによって現時点での取引総額は9億ドル超に達するという。新契約のもとでも,Sun社はAOL社の主要システム/サービス・プロバイダとしての役割を継続して担っていく。

 AOL社は現在,Sun Enterprise 4500など4000台を超えるサーバや,Solaris,Sun-Netscape AllianceのiPlanet E-Commerce Solutionsによるソフトウエア製品といったさまざまなSun社製品を利用している。これらにより「2600万人のAOL会員,280万人のCompuserve会員,Netcenter,ICQ,Spinnerなどこの他のAOL社ブランドの会員に対応している」(Sun社)という。

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