米Microsoftが,開発コード名「Microsoft Tahoe Server」と呼ばれていた企業ユーザー用文書管理サーバー・ソフトのブランド名を明らかにするとともに,製品候補版(RC1)をリリースしたことを米国時間1月8日に明らかにした。名称は,「Microsoft SharePoint Portal Server」である。

 SharePoint Portal Serverは,企業内に散在している文書ファイルを検索・分類・共有する機能と,一つの文書ファイルを共同作成する機能を備えるソフトウエア。WWWサーバーやファイル・サーバー,Exchange,ドミノなどのグループウエアに散在する文書への一括検索機能やバージョン管理機能を備える。企業の日常業務に必要なデータをまとめたWWWサイト,いわゆる「企業内ポータル」の構築に向けたソフトウエアである。

RC1は,Microsoft社のWWWサイト(http://www.microsoft.com/sharepoint/)からダウンロードできる。

[発表資料]

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