米Microsoftが米国時間6月19日に,パソコンや家庭用ゲーム機向けゲーム・コンテンツの開発を手がける米Bungie Software Productsを買収したことを明らかにした。

 Bungie社はシカゴに拠点を置く1991年設立の企業。同社が開発した製品には「Marathon」「Myth」などがある。また現在,アクション・ゲーム「Oni」やSFアクション長編「Halo」を開発中である。Microsoft社は,「Halo」を含むBungie社が手掛けた特定のゲーム・タイトルに関する発行と配布の独占権を取得する。

 Bungie社の開発スタッフは,Microsoft社Game部門内の独立した開発スタジオに移り,「Oni」や「Halo」の開発を引き続き行う。「BungieチームはXboxプラットフォーム向けコンテンツ開発の重要な役割を担うと期待する」(Microsoft社)。

 Bungie社が開発したゲーム・タイトルのディストリビュータであるTake-Two Interactive Software社は,MythやOniなど特定のBungie社ゲームに関する権利を獲得した。また同社が所有するBungie社株(19.9%)をMicrosoft社に売却したことを明らかにした。

 Microsoft社は昨年にFASA Interactive Technologies社とAccess Software社を買収しており,両社が開発したPCゲーム「MechWarrior 4: Vengeance」「Crimson Skies」「Links LS 2001」は今年後半に発売する予定である。

[発表資料]