|
|
米クアルコム,部品点数を半減し,通話時間を20%延ばすCDMA技術を開発米QUALCOMMが米国時間12月18日に,中間周波数を介さない(ZIF:Zero Intermediate Frequency),いわゆる直接変換方式を用いたCDMA(Code Division Multiple Access)用トランシーバ技術「radioOne」を開発した。同社のCDMA技術開発部門であるQUALCOMM CDMA Techonologiesが明らかにしたもの。 radioOne技術は,ベースバンドとRF間の変換に複数ステップ(RF-IFの変換とIF-ベースバンドの変換)を使う従来のCDMAと異なり,ZIFを用いることでRFからベースバンド,逆にベースバンドからRFに直接変換する。 「大規模なIF SAW(Surface Acoustic Wave)フィルタや追加のIF回路などが不要となるため,マルチバンド/マルチモードの携帯電話機を大幅に小型化でき,コストも削減できる」(QUALCOMM社)。 radioOneのチップセットには,GPSのデータ処理を行うRF回路のほか,ローカル発振器とPLLを組み込む。従来に比べて,部品数と実装面積を約50%程度にまで減らせるという。 このほかradioOne技術によって通話時間を20%程度延長できるほか,cdma2000 1xモードと組み合わせることで連続待受時間を従来のCDMA携帯電話機と比べ,約5倍程度にまで延ばすことができるという。 QUALCOMM社は,cdma2000 1x/1xEV/GPSやWCDMA(Wideband CDMA)/GPSチップ次世代品にradioOneを組み込む予定である。サンプル出荷を2001年度第4四半期を予定する。 ◎関連記事 |