電子機器製造請負(EMS:Electronics Manufacturing Service)大手の米Solectronが米国時間12月18日に,2000年9月~11月期の決算を発表した。売上高は57億ドルで前年同期(1999年9月~11月期)の28億ドルと比べて100.9%の増収。

 GAAP(会計原則)にもとづく純利益は1億9060万ドル。前年同期の1億980万ドルから73.6%の増益である。

 買収経費などを除いた1株当たり利益は31セントで前年同期の19セントから63.2%増加した。GAAPベースの1株当たり利益は,前年同期の17セントと比べて70.6%増の29セント。「ともにアナリストの予想を超えた」(Solectron社)。

 前年同期は13週間だったが,当期の決算には14週間の業績が計上されている。13週間にした場合の売上高は53億ドルで,Solectron社が今年9月に予測した48億ドル~51億ドルを上まわる。

 「ネットワークと電話通信部門が成長を牽引した」(Solectron社)という。

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