カナダのCorelが現地時間12月15日に,Linux事業に関するコメントを発表した。
Corel社がLinux事業を売却するという観測がメディア各社から出されており,これに公式に答えたもの。
それによると,現在この問題に関する包括的な調査を行っている。このなかにDerek J. Burney社長兼CEO主導のもと経営陣が行っている検討も含まれる。
「Corel事業のすべての局面において,長期的な利益・発展を確実に実現するため,事業の全分野について再検討を行っている」(同社)。
また,「この目的ために,現在多数の企業とさまざまな事項について協議中」(同社)だという。
しかし企業ポリシーに反するため,これ以上のコメントは出さないとし,「将来の計画の詳細については新年はじめに明らかにする」とした。
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