米Microsoftが米国時間12月12日に,「Windows Media Audio 8」および「Windows Media Video 8」のベータ版を発表した。
Windows Media Audio 8および同Video 8は,音声/画像ストリーミング配信技術「Windows Media Technologies」における圧縮/伸長技術(コーデック)。同社のベンチマーク・テストでは,「Video 8を使った圧縮率は,これまでのVideo 7に比べて30%向上した」(Microsoft社)。
Video 8では,500Kbpsのインターネット・アクセス速度でもDVD品質に近いビデオ・コンテンツのストリーミング配信が可能という。またCD品質に近いオーディオ・コンテンツが48Kbpsのアクセス速度で再生できる。
同社が発表した,Audio 8/Video 8の特徴は以下の通り。
・Audio 8:
CD品質に近いコンテンツが,MP3の1/3のファイル・サイズで格納できる。これにより,携帯機器,パソコン,Windows Media Audio対応CDプレイヤで,3倍のオーディオ・ファイルが扱え,ファイルのダウンロード時間は60%高速になる。
なおAudio 8/Video 8は,Windows Media Player 7および6.4と互換性を保つ。これらWindows Media Playerのユーザーは,自動アップデートを行うことで,この新コーデックを利用できるようになる。Macintosh版Windows Media PlayerのAudio 8/Video 8への対応は2001年はじめを予定する。
またMicrosoft社はコンテンツ・プロバイダ向けに,「Windows Media Encoding Utility」のベータ版を米国時間2000年12月15日にWWWサイトでリリースする。Windows Media Encoding Utilityは,Audio 8/Video 8を利用したオーディオ/ビデオ・コンテンツを作成できるエンコーダ・ツールである。
なおAudio 8/Video 8およびWindows Media Encoding Utilityは次期Windows(開発コード名:Whistler)に標準で搭載される。