米連邦取引委員会(FTC:Federal Trade Commission)が米国時間12月7日に,コンピュータを購入する際のインターネット・サービス契約やリベート・サービスに関して調査し,ホリデー・シーズンのショッピングを行う消費者に向けて注意事項を公開した。

 まずコンピュータの購入価格を把握し,リベートを確認する。リベート・サービスを申し込む場合に,購入者はインターネット・サービスの3年契約に署名するよう求められることが多い。しかし,署名する前にきちんと計算した方がよい。計算してみると払戻額の方が少ない場合がある。

 またリベートを申し込んでも返金には時間がかかる。商品の支払いカウンターですぐに払い戻しをしてくれる場合もある。しかしほとんどのリベートは,まず商品の代金を全額支払い,書類をメーカや販売店に書類を送ってから郵送で小切手を受け取る方式をとる。ほとんどの場合,書類の郵送期限は30日間で,小切手を受け取るまで最大12週間もかかる。

 インターネット・サービスやリベートの申し込みに署名する前に販売店に確認するべき主な事項として,FTCは以下の内容を挙げている。

・インターネット・サービスに申し込まなければならないか? 期間はどれくらいか? 期限前に契約をキャンセルした場合のペナルティはあるか?

・インターネット・サービス契約の料金は全部でいくらか?

・長距離接続の料金を支払う必要があるか? 通話料無料の電話番号を利用した場合,時間ベースの利用料を支払う必要があるか?

・モニタは別売りか? 価格はいくらか?

・リベート・サービスの小切手を受け取るまでどれくらいの期間がかかるか?

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