米ActivMedia Researchが米国時間11月21日に,電子商取引サイトの受注やトランザクション状況の調査結果を発表した。
それによると,WWWサイトの顧客は1年あたり平均6件のオンライン購入を行っている。典型的WWWサイトにおける1カ月当たりのトランザクション数は1000件以上。それに対し,1社が1カ月当たりに扱うオフラインのトランザクション数は1715件である。
オンラインとオフラインの両チャネルによる注文を受け付けているWWW企業では,全体的にオンラインの注文がオフラインのそれを下回っている。オンラインの注文がオフラインより「わずかに」あるいは「非常に」多いという企業は20%。「同じくらい」という企業はかろうじて1/4を超えた。しかし36%以上ではオンライン注文がオフラインより「少ない」という。
■オンライン注文とオフライン注文の比較(%)
全体 | BtoC | CtoC | コンテンツ | ISP | 非営利団体 | |
オンライン注文の方が非常に多い | 18.3 | 19.3 | 15.9 | 20 | 21.4 | 12.5 |
オンライン注文の方がわずかに多い | 6.2 | 8.3 | 2.3 | 0 | 14.3 | 0 |
同じくらい | 32.9 | 34.4 | 30.7 | 20 | 28.6 | 62.5 |
オンライン注文の方がわずかに少ない | 14 | 14.1 | 14.8 | 10 | 21.4 | 0 |
オンライン注文の方が非常に少ない | 28.6 | 24 | 36.4 | 50 | 14.3 | 25 |
出典:ActivMedia社
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