米Sun Microsystemsは米国時間11月20日に，Java向け統合開発環境（IDE：integrated development environment）「Forte for Java Community Edition」を今年3月にWWWサイトで無償提供を始めて以来，ダウンロード件数が50万件を超えたと発表した。
Forte for Java, Community Edition 1.0は，Java 2 Platform向けの統合開発環境（IDE：integrated development environment）。Java 2 Platform, Standard Edition（J2SE）に対応する。テキスト・エディタ，APIセット，GUI開発ツールであるフォーム・エディタ，マルチスレッド・デバッガ，オブジェクト・ブラウザなどを備える。Solaris，Linux，Windows 98，Windows NT版を用意する。
また同社は，独立系ソフトウエア・ベンダー（ISV）がForte for Javaポータル・サイトで提供しているソフトウエア部品についても明らかにした。Forte for Java向け開発者はForte for Javaポータルを通じて，製品やソフトウエア部品，アイデアを共有している。たとえばモデリング，ライフサイクル管理，アプリケーション・サーバーといった分野の製品，模範コードやデモ・モジュールなどをユーザー・コミュニティに提供している。
2000年前半に開催された「JavaOne Developer Conference」では，20社以上のベンダーがForte for Javaポータルへのサポートを表明している。
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