米IBMと米Akamai Technologiesは米国時間11月17日に,IBM社の全世界の顧客に対して,Akamai社のストリーミング・メディア配信サービスを提供すると発表した。

 「顧客が自社のWWWサイトでTV放送品質のストリーミング・メディア・コンテンツを提供できるようにする」(両社)。

 両社は2000年1月にコンテンツ配信の技術と販売で提携しており,IBM Global Servicesは現在Akamai社のコンテンツ配信サービス「FreeFlow」の再販業者となっている。今回の発表はこの提携関係を拡張するもので,IBM社は今後Akamai社のストリーミング・メディア配信サービス「FreeFlow Streaming」をWWWホスティングの顧客に向けて提供していく。

 なおAkamai社は現在,世界54カ国の335の通信ネットワーク,合計6000台のサーバーを使い,コンテンツ配信サービスを行っている。

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