米Microsoftは米国時間2月29日,手のひらサイズPC向けストリーミング・メディア再生ソフト「Microsoft Windows Media Player for Palm-size PC」の提供を開始した。

 Windows CEやPocket PC上で動作するWindows Media Playerで,同社は今年1月に開催されたCES(Consumer Electronics Show)で発表していた。

 カシオ計算機の「Cassiopeia E-100」および同「E-105」,米Compaq Computerの「Aero 1500」および同「210」,米HP(Hewlett-Packard)の「Jornada 430SE」のユーザは同社サイト(http://www.microsoft.com/windows/windowsmedia/)から無料でダウンロードできる。

 Windows Media Player for Palm-size PCの主な特徴は以下の通り。

・オーディオ・フォーマットはWindows MediaとMP3に対応
・Windows Mediaフォーマットにおいて著作権管理仕様に準拠したコンテンツの再生が可能
・ユーザ・インタフェースのカスタマイズが可能
・明瞭で直感的なプレイリスト管理

 「2時間分のCD品質の音楽を64Mバイトの機器に収めることができる。またWindows Mediaのデジタル著作権管理技術に対応しており,ユーザは何十万時間分というトップ・アーティストの音楽にアクセスできる」(同社)。

  • www.microsoft.comに掲載の発表資料